2008年ベストかも

HARAJUKU PERFORMANCE+(PLUS) 2008@ラフォーレミュージアム原宿、3つめのプログラム「Voice &Physical」。
飴屋法水×山川冬樹(&嶋田久作ラヴェルヌ拓海)のパフォーマンスが素晴らしい!ことによると今年観た作品のベストかも。今はまだネタバレになるので中身のことは書かないが、とにかく美術作品として、そして同時に舞台作品として素晴らしいのが驚きだ。これは希有なことではないだろうか。やはり、演劇(東京グランギニョル)出身の美術家=飴屋法水ならではということか。美術から舞台へという順序では、多分こうはいかないのではないか。山川冬樹のミュージシャンとしてのセンスも大きく寄与していた。「ファム・ファタール」(ルー・リード)には不覚にも涙してしまいました(あ、そうだ、こないだあるアーティストの公開前の写真作品を見せてもらったけど、その時も知らず涙が込み上げたのだった。美術ではアレがベストだな、公開は来年だけど)。今、この世界の事どもに思いをはせる、まさにクリスマスにふさわしい舞台でした。感謝。
とにかく、この一本を観るためだけでも当日券に並ぶ価値はある。
http://www.lapnet.jp/eventinfo/special/lm/hpp/index.html