遠藤一郎「超キャンバス」展@清澄

久しぶりの清澄。ジェラティンというオーストラリアの(お)バカ集団@小山登美男G、ヒロミックス@ヒロミヨシイ、伊藤存@タカイシイなど存在感あるラインナップが並ぶ。
しかし、一番はやっぱ遠藤一郎『超キャンバス』展@二階(ヒロミヨシイの倉庫?)です。何が「超」なのか?キャンバスを超えるとは一体?
美大(主に藝大)のゴミ捨て場に捨てられた学生たちの作品(課題であろう、裸婦が多い)を拾い集め、キャンバスを木枠から外して部屋の壁と床に張り直し、そこに遠藤くんの例の原色のアクションペイント&シュプレヒコール的メッセージをこれでもかというくらいに施したもの。アートのリサイクルというか「貧乏人」((c)松本哉)によるアプロプリエーションだし、ある意味では美術(教育)批評にもなっている。
会期を調べようとググったが、ノーヒット。しかし、このスペース、本当は何という名前なのかしら?