ヨーロッパ企画『火星の倉庫』

ヨーロッパ企画『火星の倉庫』@シアター・サンモールを観る。
この劇団を観るのは三度目だが、どうもここの舞台は、途中までは「ベタだなー」とか「ヌルいなー」とか思いながら観てると、知らぬ間に話がわけのわからない展開に転がっていき、驚かされる(「呆れる」とも言えるが)。今回もそう。「シベ少」の劇構造と似たところがあるような。いや、もちろん全然違うと言えば全然違うけど。ヨーロッパの場合、意識的に狙っているのか、何故かそういうふうになっちゃう、のかが微妙にわからない。軽演劇、アチャラカの身上としての「世話物+ナンセンス」ってことか? とにかく、面白かったです。本田君、挨拶しないで帰っちゃったけどゴメンね。
[今日のChim↑Pom情報]
本日発売のSTUDIO VOICE に僕が取材したChim↑Pomのインタヴュー記事が掲載されています。また工藤キキさんの連載も今月はChim↑Pomについて書いておられます。