できやよい「PANDY パンディ〜❤」展

神楽坂の倉庫ビルのギャラリー「山本現代」で、できやよい「PANDY パンディ〜❤」展。以前と比べると、偏執的なまでの細かさはなく、ダーリンに夢中だから、根気が続かないのかなー、などと思う。前は、一見ラブリー、でも近くに寄ってよく見ると、変なおっさんの顔がびっしり描かれている、というものだったのが、今はそこそこ細かくて、近くに寄ってみるとそこにはハートマークだったりするので、結局のとこ、ラブリーさがモロ前面に出たかんじ。宣伝にも使われていた一番大きなタブロー、なんかフンデルトヴァッサーみたい。うーむ。とか思って、ちょっと検索してみたら、やっぱり。ココのページのインタヴューで、きっぱり言い切ってますな。
「お金稼ぎやろ、絵は。だってお金なかったら、グイドと遊ばれへんやん。おもろいバイトやね」。
(作業しながらインタヴュー受けているっぽい)「もー、細かいわッ(怒)。どんどん細かくなってくわ。奈良さんとか、パッパッて絵描いて高く売れてズルイわー(逆ギレ)。話ながらでも描けんでー。だって全然絵の中に入り込んでへんもん。お金稼ぎやで(笑)」。
で、その「バイト」「内職」で、せっせこ作ったものの一つに、おにぎり型の「置物」があって、これはまたまた一見カラフルでカワイイ、マヨルカ陶器風な彩色がほどこされていて、でも近くに寄ってみると、なつかしのななかむらの住人のマヌケな顔がビッシリ。あー、これはこれで、「トホホな感じ」という受け入れやすさにうまくシフトしてるのね。しり先生的な。売れるかも。あ、でも「GUIDO 命」って書いてあるよ。うへー。