@清澄白河

泉太郎「マジシャンのパン・日食」@hiromiyoshii
こないだも書いたけど、「ぶっきらぼう」「オチなし」「リテラル(俳句の写生)」な「非情のヒューモア」の切っ先がますます鋭利になってきている。いい意味で「決断主義」?
鎌倉でもやった、カメラ→モニター&モニターの前に物→カメラ&カメラの前に物&モニター→モニター&物→、、、、、、、というヤツのものすごい連鎖。15過程ぐらいか? 最終的なアウトプットは奥の壁へプロジェクトされたものだが、その絵たるやもう何がなんだか状態(笑)。全部アナログのピン・ケーブルで繋いでいるので時差が生じ、映り込んだ自分が手を振ると3秒ほど遅れて手が振られる。その3秒が「“シンプルな(しょーもない?)”アイデア」を実現するために要した「“(無駄に?)面倒”な工程」の痕跡のように感じられた。
三宅信太郎「エジプト 文明への道」小山登美夫ギャラリー
例のキャラで例のごとく描かれた「文化祭」チックな三宅信太郎の画法によるエジプトの壁画だが、それを発掘現場のようにほの暗い裸電球のもとで見ると、ちゃんとエジプトっぽく見えるのでした。それにしても、高さ3メーターはある二頭の巨大なスフィンクス(三宅キャラの)の彫像には驚いた。