先日、コレステロール値が300を超えてることがわかったが、

20日(土)。しばし休日する。夕飯、前々から気になっていた店にチャレンジ。西荻北口駅前の小道、焼き鳥屋の2階。「真砂」というローストビーフ2.500円が売りの店。
驚いた。洋食屋(いわゆる「日本の洋食屋さん」ね)だと思って入ってみると、全部お座敷やんか。壁の棚には囲碁盤と石が何セットも。昼間はじいさん連中の囲会所だったりして。ミロのリトグラフ(たぶんホンモノ)とか、眼鏡を忘れたので読めなかったが、武者小路実篤かなんかの色紙とかも。これであとは鷹の剥製とかあれば完璧。
さて、肝心の料理だ。メニューは洋&中、小皿も色々あってまあビストロってことなんですね。でも、まずお通しが来る。さつまあげ。フォークナイフはない、割り箸だ。ローストビーフだが、超薄切りで炙りかげんもかなりレア、軽く火を通した刺身状態。ソースではなくタレ。わさびをつけて食す。でも美味。他に、エスカルゴのつぼ焼き、タイ風チキン煮(トマト&チリソース)、砂肝のウスターソース煮(意外!驚きのうまさ)、キャベツ・サラダ(サラダ頼む場合はこれがお薦め)、タコのマリネ、などなど。お酒は、豊富な品揃えのワインと日本酒、あとビール。また来よう。
21日(日)
夕方、黒沢美香「ダイヤモンド・ナイツ」(Bプロ)@王子神谷「シアター・バビロン川のほとりにて」へ。
庚申通りという長い商店街をずっとまっすぐ行く。途中、和菓子が目にとまり、みたらし団子とゴマおはぎを買ってみる。会場で受け付けを済ませ、まだ明るい外の喫煙者用濡れ縁に腰掛ければ、目の前はコンクリ塀で花はないが花見気分で団子。ちとしょっぱい。では、おはぎはどうかな…ハズレでした、餡も餅米もゴマもイマイチ。下町の商店街がダメになっていくのは、お客が総体としていなくなり、今自分とこの商品がどのレベルにあるかを知るよすがすらなくなっているからだ。
帰りは帰りで、商店街の途中にあるという「金貴」という台湾料理屋へ。大阪からわざわざ見にきたというdBの大谷さん、M君らと一足先に打ち上げ。あったよあった。でもこれは見落とすな。看板は出ているんだけど、営業中に見えない。おそるおそるドアを引くと、カウンターとテーブル1個の「居酒屋」で、客は全員常連と思しきじいさんが5人ほど。年増の「ママ」がたまたま台湾出身でメニューが台湾料理、ということか。唯一「鯖」と書かれた特別メニューが貼ってある。これは恐い。で、台湾肉団子、肉入り饅頭のあんかけ煮(名前は忘れた)、焼そば(ソース)、水餃子など頼む。味は‥‥「年増の「ママ」がたまたま台湾出身でメニューが台湾料理の居酒屋」の味。老酒をガンガンいく。やがて出演者、スタッフも合流し、さらに老酒。痛飲。
あ、ダンスは、いうまでもなく堪能しました。