搦手から

今店頭に並んでる『STUDIO VOICE』5月号は「ポップ vs アート REMAKING POPISM」という特集だが、その中に「P-ART」(33〜36頁)というのがあって、ユニクロが今度出したアートTシャツの新シリーズがリキテンシュタインとウォーホル(あと、なぜかバーバラ・クリューガー)で、要はそのタイアップのファション・フォト・ページなのだが、ボクデス小浜がその「フォト・パフォーマンス」をディレクション、ダンサーがモデルとして出ている。ボクデス、康本雅子、佐川智香、岩淵貞太の4人、つまり全員「六本木ダンスクロッシング」出演予定メンバーだ(ニブロール出演経験者、とも言えるが)。実を言えば、僕もモデルのセレクトに関わっていて、自分の中では「六本木ダンスクロッシング」の企画とリンクしてないこともないのだった。しかも、この「ポップ vs アート」特集の別のページ(66P)にアートTシャツのページともリンクするように「日本・現代・ダンス」小論を書いている。内容的はこれまで「舞台芸術」その他で書いてきた「コドモ身体論」をコンパクトにまとめたもので、つまり、「六本木ダンスクロシッシング」のコンセプト解説文に相当すると言えるものなのだった。今はまだ言えないが、間もなく「六本木から遠く離れてダンスクロッシング」(仮題)のお知らせをすることになると思う、そんなわけで『STUDIO VOICE』5月号、是非とも読んで&見て欲しい。ちなみに、 Tシャツのページのボクデスのディレクションは、ポップ・アートというより、ポップ・アートをダシに使ったコンセプチュアル・アートという感じで、大変クーダラナくてイイんだけど、欲をいえば、せっかくダンサーをモデルに使ってるのに絵が「止まってる」感じがする。ポップ(弾けるような)な感じ、グルーヴ感が、ちょっと。でも、ホント、バカバカしいんだよ、それはとにかくグッド。