南烏山ダンシング・オールナイターズ!

昨年の6月より一年間、世田谷の烏山のスタジオにて「ダンスとは何かを再発見し、自分だけのダンス発明する」ワークショップ「南烏山ダンス教室」を隔週のペースで行ってきた。「南烏山ダンシング・オールナイターズ!」は、いわば、その卒業公演というわけです。
参加メンバーにはまったくのシロートさんもいれば、既に活躍中のダンサーもいる。年齢も20代から50代までというかなりの「寄り合い所帯」だ。しかし、ここでは、ダンステクニックやボキャブラリーに頼らずに、あらためてダンスの可能性をファンダメンタルに思考=志向するのだから、全員の立ち位置は同じだと言える。僕自身も、「教える」というより「共に考える」というスタンスでやってきたが、本当に多くの発見があった。ひとことで言うとするならば、「ダンスは人の数だけある」ということだろうか。ダンスの潜在的な可能性の追求、あるいはダンスというものの拡大解釈ということでは、「吾妻橋ダンスクロッシング」同様で、今回の公演はいわば「オフオフ吾妻橋」といったところか。いや、もしかしたら「吾妻橋」よりこっちのほうが面白いかも?
是非、新しいダンスの誕生に立ち会って欲しい。
ご来場をお待ちしております。
というわけで、以下詳細。


「南烏山ダンシング・オールナイターズ!」
日時: 2006年8月5日(土) 15:00、18:30(開場は開演の20分前)
会場:アサヒアートスクエア(東京都墨田区吾妻橋1-23-1アサヒスーパードライホール4F)
料金:前売・当日とも 2,500円(ワンドリンク付)
学割 1,500円(予約のみ、当日学生証を提示、ワンドリンク付)
予約:JCDNダンスリザーブ http://dance.jcdn.org/
お問い合わせ:minamikarasuyamadan@yahoo.co.jp

振付・出演: 南烏山ダンシング・オールナイターズ(秋元直子、岡田智代、おださちこ、木村美那子、永瀬鑓雅、橋本正彦、ひろいようこ、深見章代、藤瀬のりこ、星野さゆり、まえだまなみ、吉福敦子)
監修:桜井圭介

桜井圭介主宰のワークショップ「南烏山ダンス教室」(2005年6月より開催)参加メンバーからなる南烏山ダンシング・オールナイターズ。芸歴も身体性もテクニックも様々なメンバーが「ダンスとは何か?」「ダンスはいかにすれば成立するか?」という原点に立ち戻り試行錯誤している。メンバーにはすでにコンテンポラリーダンス界で活躍するダンサー、振付家から役者、リーマン、おぢさん、妙齢の美女などがおり、芸歴も経歴も様々。グループとしての活動歴は横浜トリエンナーレのナカニワダンス(2005年11月)、ドリル(2006年2月)出演がある。

アルトーキョーのサイトでうにたもみいち氏がレコメンドしてくださいました。
ぜひご一読の上、ご予約ください。
http://www.realtokyo.co.jp/japanese/stage/stage.htm